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アトピー性皮膚炎の症状で厄介なモノは、何と言っても痒みだと思います。

管理人は、子供の頃からずっとアトピーでしたので、子供の頃より皮膚、肌は痒くて当然のモノであり、無意識で人前でもボリボリと掻いてしまう事が良く有ります。

ボリボリと無意識で掻いているうちに、周りの微妙な空気に気が付き、しまった!・・・と思った事が何度あった事やら・・・。

その都度、アトピーである自分が恨めしくなってしまいます。

しつけに厳しかった方(だったと思う)の管理人の母は、管理人がボリボリ掻いていいると、「掻かないの!」と厳しく注意していましたが、これだけは身に付きませんでした・・・。

そして、大人になって思うのは、母はアトピーの為に掻くなと言ってたプラス、マナーとして、社会で人と接する上で、人前でボリボリ掻いてしまう事は、他人に不快感を与えてしまうからこそ注意してくれていたんだなぁ、と今になって思うようになりました。。。

以前も綴りましたが、「痒いところを掻くと、気持ちがいいのか?脳内メカニズム解明」というニュースがありました。

参考⇒身も蓋もなく言うと痒いところを掻くと、気持ちがいいとはつまり

そのニュースによると、痒い所を掻く事で、気持ちがいいという快感が生じている際には、脳の「報酬系」と呼ばれる場所が活性化しているとの事。

因みに、「報酬系」とは、欲求が満たされたり、欲求が満たされることが期待できる時に快感を起こす仕組みだそうで、この快感さ(「達成感」など)に導かれて、人間は様々な行動を行っているそうです。

身も蓋もなく言うと、痒いところを掻くと気持ちがいいとは、つまり「快感」だった訳なんです。。。(その説によると。)

そして先日、『なぜ皮膚はかゆくなるのか』というタイトルの本が出版され、その中でも何故皮膚が痒くなるかに関し、論じてあるそうです。

以下、引用。

寒くなって空気が乾燥してくると肌がかゆくなるという人は多い。それ以外にも、様々な要因で皮膚はかゆくなる。なぜかゆくなるだろうか? そしてかゆいところを掻くと、どうして気持ちいいのだろうか? そして欲望にまかせて掻いてしまうと後悔するほどのダメージが残るのがわかっているのに、なぜ我慢できないのだろうか? そんな疑問に答えてくれるのが、そのものズバリなタイトルの『なぜ皮膚はかゆくなるのか』(菊池新/PHP)だ。湿疹に乾燥肌、アトピー性皮膚炎、じんましん、この夏「デング熱」で話題になった虫刺されなどなど、皮膚のかゆみに関するあらゆることを皮膚科医である菊池氏が教えてくれる一冊だ。

 この「かゆい」という感覚、実は手の届く範囲でしか発生しないんだそうだ。そう言われてみると確かに「胃の中が猛烈にかゆい」とか「眼球の裏側がかゆくてたまらん」なんてことはない。かゆくなるのは皮膚と、体内であれば喉の入口辺りや尿道、肛門など粘膜の一部だけなのだ。そしてかゆみを脳へ伝達する神経は「C線維」という一種類のみで、しかも痛みが伝わる線維に比べると格段にスピードが遅いのだという。蜂に刺されれば「痛っ!」と瞬時に痛みが伝わるが、蚊に刺されてもかゆみが伝わるのは遅いので、しばらくたってから「あれ、なんかかゆいな?」と感じる。かゆいという感覚は、いつもじわじわ~っとやってくるものなのだ。

 そしてかゆいところを掻くと気持ちいいと感じるのは、脳の中で「報酬系」の部分が強く反応するからだという。脳内でご褒美の物質が出てくるので、我慢できずについつい掻きすぎてしまう、必死にガマンしても「ほら、掻きなよ!」と脳からシグナルが出るというとっても理不尽なことが起こっているのだ。しかもかゆみにはいくつもの「さらにかゆみを増幅させる要因」があるそうなので、「かゆいなら掻けばいいじゃん」なんて甘く考えて掻きむしっていると、単純な疾患でもびっくりするくらい悪化することがあるというから怖い。

 このかゆみ、人間だけではなく犬や猫などにもあり、鳥もくちばしで体をつついたり羽をバサバサと動かしたりしているという。また金魚なども白点病などになると水底の石などに体をこすりつけて掻こうとするそうで、「掻く」というのは、生物にとって生存に大きく寄与してきた行為なのだそうだ。病原体などを媒介するノミやダニなどの虫を掻き取って排除せよ、肌がかぶれる物質を今すぐ取り除け、と指令が出て皮膚がかゆくなり、しかもそれをすぐやるように掻くと気持ちいいと感じるようなシステムになっているのは、生物が病気になったり死んでしまわないための生き残る知恵なのだ。

 そして冒頭の疑問だが、この時期に皮膚がかゆくなるのは、気温が関係しているという。寒くなると血流が表面まで来ないので、それによって皮膚が乾燥してかゆくなるのだそうだ。またイライラするとかゆくなったり、かゆいと想像するとかゆくなることもあって、誰かがかゆそうなところを見るだけでも脳の活動が高まるそうで、かゆみには心の問題も大きく関わっていることが最近わかってきたという。かゆみの原因は、一筋縄ではいかないのだ。

 かゆみのメカニズムや様々な皮膚疾患によるかゆみの原因、その詳しい対処法は本書でぜひ確認して欲しいが、どうしても我慢できないほどかゆい場合は、すぐに皮膚科へ。ただのかゆみだと思ってボリボリ掻いてると、ひどいことになりますよ…って「かゆみ」とか「かゆい」とか「掻く」なんて書いてたら、なんだか全身がむずかゆくなってきたような気がします…が、なんとか掻かないようガマンします!

痒みの原因は一筋縄ではいかない・・・というのは、身にしみますねぇ・・・。

なにせ、痒み止めを服用していても、「この薬の何処が痒み止めなんだろう・・・?」と思ってしまう程の痒みですからねぇ・・・アトピーの痒みは。。。

痒みさえ無ければ、アトピーの辛さもどれだけ楽になる事か・・・と思いつつ、皆さんはこれからの季節の痒み対策、どの様になさいますでしょうか?


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